読書って | 明け方、まどろむ

読書って

今まで「読書をすると心が耕される」だとか
「頭がよくなる」とか「想像力が広がる」とか
みんながみんないうもんだから
読書とはそういうもんだと思ってました。
で確かにプラスになる事だともなんとなくわかります。

でも本嫌いな友人に
なんで本読むといいの?なんて聞かれても
僕は「うーん とりあえずボキャブラリーは増えるよね、」
くらいしか言えなかった。
それに自分自身本をたくさん読んできたという
実感がないから、説得力のある説明もできなかったんです。

しかもみんな本が面白いから読んでるわけで、
そんなに打算的に本を読む人っていないんじゃと思ってた。

「本を読めばいいことがある」
っていってるだけでは、説得力がありません。自分でも納得できてなかったです。
就職試験の面接で言えば
「君は体細くて色が白いけど、やっていけるのかな?
ウチは残業も多かったりして厳しいよ。」
「あ、いや、あのーガッツはあります。」
「あそう。いままでそのガッツを生かした経験は?」
「うーん、いやその、とりあえずガッツはあるんですよ。」
のような会話を実際に最終面接で繰り広げた痛い子みたいに
(もちろん落ちちゃったん 人事はいい人でした)
納得がいってなかったのでもやもやしてたんです。


そんなわけで、読書をすればこんないいことがあるし
ためになるぜーという論理的に説明をしてる本があったら、
本をがつがつ読めるようになるんじゃないかなぁ
と思ってたら

ありました、それは斎藤孝さんの書いている「読書力」(岩波新書)(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004308011/250-5705960-7985.. )です。

本を読むと
・脈絡のある会話ができるようになる→相手の話の中でつながっていないものをつなげてあげる力が身につく→コミュニケーションがうまくなる

・自分の経験や無意識に思っていたことを優れた著者は言語化してくれる

などなど
本にはもっとたくさん書いてあります。けっこう目からうろこでした。

読書はスポーツみたいなもので技としてのトレーニングが必要なこと
「わからなさに耐える」「わからなさをいわば溜めておく」→放りなげずに耐えて次の文章へ→わかっていく予感を探る→そのうちわかるようになる

僕にはこれが足りなかったんだとわかった。
難しい本はもっと自分のレベルが上がるまで楽しみにとっとこー
とかいって「積ん読」状態でした。
それを頑張って読まなきゃレベルあがらないんだね。
僕は今まで読書なんて頑張るもんじゃないと思ってけど。

なーんて長いこと書いちゃいました

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6月28日(火)\750
●他人丼 (南山三食)\400
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●クリームレモンケーキ (サンクス)\50

うわっエンゲル係数100% 笑